テキストデータの作り方

テキストデータ

流し込むテキストデータの形式:

文字コード 拡張子 項目間の区切り文字
Shift-JIS csv カンマ(,)
UTF-16LE txt タブ
UTF-8 tsv タブ
テキストデータの1行目は、必ず項目名にして、項目名は重複しないようにします。
詳しくは、LinkCubeユーザーガイドの3ページ
►LinkCubeの基本・セクション2.組版用テキストデータを作ろうをご覧ください。
テンプレートの作り方
テンプレートとして使用できるファイル形式:

InDesign スニペットファイル(拡張子、idms)
InDesign IDML ファイル(拡張子、idml)
InDesign テンプレートファイル(拡張子、indt)は使用できません。

InDesign の標準機能で、テンプレートを作成します。既存のInDesign ファイルでも構いません。
レイアウトが決定すれば、テンプレート作成作業は、8~9割完成です。

残りの作業は、流し込みを行いたい箇所に、スタイルを付けます。

無料ツール「自動組版用スタイル作成」を使用すると、間違えずに簡単に自動組版用スタイルを作成できます。

文字を流し込みたい場合


段落スタイルテンプレート

  1. 段落スタイル、または文字スタイルに「データ接続」スタイルグループを作成します。
  2. 流し込みたい文字範囲を選択後、作成した「データ接続」スタイルグループを選択します。
    必ず選択する文字が必要
  3. 段落スタイル、または文字スタイルパネルで新規スタイルを作成します。
    スタイル名は、流し込みたい組版用テキストデータ項目名と同じにします。

表組を組版したい場合
データ行に応じて、表組行が変動する組版を行いたい場合、2つの方法があります。
エクセルシート、csv、txt、tsv ファイルイメージのまま、表組にする方法

エクセルファイルのシートを表組にするには3

用意するデータは、

組版データ(csv、txt、tsv、Google スプレッドシート)
表組データ(xls、xlsx、xlsm、csv、txt、tsv)

の2つです。

テンプレートは、表スタイルの「データ接続」スタイルグループ内に、配置したい組版用テキストデータ項目名のスタイルを作成し、表組に適用します。

詳しくは、LinkCubeユーザーガイドの55ページ、59ページ
►テンプレートの機能・セクション23.表組を組版しよう(エクセルファイル)
►テンプレートの機能・セクション24.表組を組版しよう(csv、txt、tsv ファイル)をご覧ください。

組版データ(csv、txt、tsv、Google スプレッドシート)の必要な項目のみ、セル内の文字やオブジェクトに関連付けて表組にする方法


複数データ行の途中で、行レイアウトを変えるには2

用意するデータは、組版データのみです。

ただし、組版データに「コマコード」項目が必要になります。
1つの表組にしたいデータ行を、同じコマコード値にします。

テンプレートは、表スタイルの「データエリア」スタイルグループ内に「増減行」スタイルを作成し、表組に適用します。

「増減行」スタイルを適用した表組は、テンプレートにある本文行を繰り返します。

詳しくは、LinkCubeユーザーガイドの62ページ
►テンプレートの機能・セクション26.複数データ行を表組にしよう(増減行)をご覧ください。

画像、動画、音声ファイルを配置したい場合

オブジェクトスタイルテンプレート

  1. オブジェクトスタイルに「データ接続」スタイルグループを作成します。
  2. 配置したいフレームを選択後、作成した「データ接続」スタイルグループを選択します。
  3. オブジェクトスタイルパネルで新規スタイルを作成します。
    スタイル名は、配置したい組版用テキストデータ項目名と同じにします。
  4. 出来上がったテンプレートを Idmsに保存します。
  5. メニューの[ファイル][書き出し]をクリック
    →ファイルの種類で、[InDesign スニペット(IDMS)(*.idms)]を選択し、[保存]をクリック

詳しくは、LinkCubeユーザーガイドの6ページ
►LinkCubeの基本・セクション3.テンプレートを作ろうをご覧ください。

新規プロジェクトの作成


プロジェクト作成

プロジェクトは、テンプレート、組版データ、組版設定、自動組版した結果を管理する単位です。

プロジェクトを作成すると、プロジェクトの下に、
テンプレート、組版データ、組版設定、組版済みフォルダが自動で作成されます。
作成した直後は、全てのフォルダは空の状態です。

テンプレートフォルダには、InDesign で作成したidms ファイルidml ファイルをアップロードします。

組版データフォルダには、csv、txt、tsv、xls、xlsx、xlsm ファイルをアップロードします。

詳しくは、LinkCubeユーザーガイドの8ページ
►LinkCubeの基本・セクション4.プロジェクトを作ろうをご覧ください。

テンプレートのアップロード


テンプレートアップロード

テンプレートファイルは、テンプレートフォルダにアップロードします。
アップロードできるファイル形式は、

InDesign スニペットファイル(拡張子、idms)と、
InDesign IDML ファイル(拡張子、idml)

です。

InDesign テンプレートファイル(拡張子、indt)は使用できません。
詳しくは、LinkCubeユーザーガイドの10ページ
►LinkCubeの基本・セクション6.テンプレートをアップロードしようをご覧ください。

組版用テキストデータのアップロード


組版データアップロード

自動組版で、流し込みたいテキストデータは、組版データフォルダにアップロードします。

アップロードできるファイル形式は、csv、txt、tsv、xls、xlsx、xlsm ファイルです。

xls、xlsx、xlsm ファイルは、エクセルシートイメージのまま、表組を組版したい場合に、
アップロードします。

詳しくは、LinkCubeユーザーガイドの9ページ
►LinkCubeの基本・セクション5.組版用テキストデータをアップロードしようをご覧ください。

自動組版の実行


組版実行

自動組版するには、テンプレート組版テキストが必要です。
組版設定はなくても大丈夫です。

組版ダイアログで、使用したいテンプレート、組版データ、組版データの範囲、保存ファイル名を決定します。
組版データの範囲は、なにも入力しなければ、組版データ行すべてを組版します。

保存ファイル名は、なにも入力しなければ、「名称未設定- 連番4 桁」となります。
組版データの項目値をファイル名にする場合は、組版データの項目リストから追加できます。

詳しくは、LinkCubeユーザーガイドの11ページ
►LinkCubeの基本・セクション7.自動組版しようをご覧ください。

組版結果のダウンロード


組版済み

自動組版が終了すると、組版済みフォルダに組版結果ファイルが作られます。

単一選択してダウンロードすると、表示されているファイル名でダウンロードされます。
複数選択してダウンロードすると、圧縮ファイル名、プロジェクト名- 組版済み.zip でダウンロードされます。

圧縮ファイルを解凍すると、複数選択したファイルが利用できます。

詳しくは、LinkCubeユーザーガイドの14ページ
►LinkCubeの基本・セクション9.組版結果をダウンロードしようをご覧ください。

InDesignに配置


配置

ダウンロードしたスニペットファイル(拡張子、idms)は、
InDesign メニューのファイル→配置、
またはInDesign ドキュメントにドラッグ&ドロップ、
またはInDesign メニューのウィンドウ→ Mini Bridge で配置できます。

IDML ファイル(拡張子、idml)は、InDesign メニューのファイル→開く、
で開く事ができます。

詳しくは、LinkCubeユーザーガイドの15ページ
►LinkCubeの基本・セクション10.InDesign で開こう、または配置しようをご覧ください。

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